2013年07月22日 09:42
「僕とギターの物語」は前回で終わってしまったのだが、1本だけ紹介するギターを忘れていたので最後に紹介しときます。かわいそうやもんね。
もう10年近く前になるが、大学院時代の友人の欽ちゃんから「おもろいギタリストがいるで。」と教えてもらった。彼が教えてくれるんやから、スティーブ・ヴァイやジョー・サトリアーニみたいに猛烈な早弾きギタリストかと思っていたら、CDジャケットにはアコギを手にした日本のにいちゃんが一人写っている。「なんじゃこれ?」と思ってとりあえずCDを聞いてみると、ほんまに「なんじゃこれ!!」なわけである。
アコースティックギターなのにスラッピングや、タッピングなどあらゆる技工が駆使されていて、最高にスリリングなのである。しかもどの曲も強烈なパッションに溢れていて、CD1枚だけでノックアウトされた。これが押尾コータローさんの音楽との出合い。
そして、すぐに楽器屋に行ってアコギを買ってしまった。影響されやすいのだ。
押尾さんの使用機材とはとは何の関係もないモーリスの普通のドレッドノートなのであるが、こいつを買った決め手は“音がでかい”ということ。押尾さんは演奏中にアコギのボディーをパーカッションのようにボコボコ叩いてリズムを作ることがあるのだが、それのマネがしたかったのである。
おかげでこいつのサウンドホール周りは、僕のへたくそな“ボディーヒッティングもどき”でベコベコにへこんでしまっている。ごめんよ。
最後に、ライブの告知。
10月14日(月、体育の日)18:00より守山のライブハウスBLUEのイベントに“古山学とステンレスナイツ”で出演予定です。どんなライブになるかは来てのお楽しみ。さあ、練習頑張ります。
お問い合わせはスズキまで