2019年09月17日
毎日顔を合わせていると・・・
毎日顔を合わせていると気になるところがたくさん見えてしまう。
電話の取り方、仕事の段取り、お客様への説明の仕方などなど。もちろんそれぞれやり方が違うのが個性なのであり、それを尊重しながらお互いに認め合うのが良好な職場関係では大事なところなのだが。
それでも気になってしまうのが弟から見ている兄という存在なわけで。なんせ職場でも18年間、プライベートでいうなら45年も一緒に過ごしているのだから当然で、悪いところばかりが目立って仕方がない。しかし、よく知り合いから「兄弟やの全然性格違うな~!」とかおっしゃられるのだが、私からすると実はそっくりな気がする。本流ではないところからのものの見方や、群れの中にいるより一人でいることが好きだったり、実はしゃべることが苦手なところも同じな性格で、ただそれらを隠せるだけの器用さを持っているかどうかだけの違いの気がする。
そもそも私が税理士になったのも、既に受験を始めていた兄を見ていて「兄ちゃんの性格では、とてもじゃないけどなかなか合格しないやろうなぁ。じゃあオレが頑張って先に合格しておやじの税理士事務所を盛り上げてやろう!」と思って受験を開始したためだった。それで受験を始めると、結局私もなかなか合格できなくて、違う科目を受けている兄とお互い愚痴りながらの長い受験勉強時代となった。
何度目の税理士試験の後かは忘れたが、いつもの夏真っただ中の税理士試験が終わった次の日に、兄が「試験疲れをいやしに日帰り温泉に行かへん?」と誘ってくれて二人で榊原温泉に向かった。ドライブがてらの車内で何を話したかも覚えてないが、嬉しそうに「この榊原温泉は・・・」と嬉々として説明してくれていたのだけは覚えている。私や両親にはとても饒舌だった。
結局、税理士試験は同じ年に合格した。一緒に合格できたことが素直に嬉しかった。それからは同じ職場の同じ税理士として毎日一緒に働いた。私が自由に活発に動けたのも、結局人当たりのいい兄がいたおかげだった。誰もが「優しい兄ちゃんやん、感謝しなあかんで。」と言ってくれていた。プライベートではとても弟想いの兄だった。
その兄がこの秋に急に亡くなった。これから少なくとも30年ぐらいは長い付き合いになると当たり前のように思っていたので不思議で仕方がない。
そういえば、この夏のお盆に私の家族や兄や両親たちみんなで出かけたのが日帰りの榊原温泉だった。本当は兄の提案で別のところに行く予定だったのだがそこが大混雑だったために、その近くの榊原温泉に向かうことになった。温泉につかるとき、私の2歳の息子も一緒に湯船につかったのだが、兄がこわごわとそれでもとても大事そうに面倒を見てくれていた。床が温泉の成分でツルツルだったので滑って転びそうだったのだ。甥っ子想いの兄でもあった。それがとても嬉しかった。
考えてみると兄とはほとんど毎日顔を合わせていた。 なんせ兄は生まれてからずっと親元暮らし。私も結婚したりして親元を離れても、結局職場は同じわけだから、私が生まれてからの45年間のほとんどの日々を一緒に過ごしたことになる。やはりほとんど分身なのだ。 これだけ濃密な兄弟関係が珍しいという事に、まったく気づいていなかった。
あまりにそれが当たり前過ぎて、それがどれだけかけがえのないものだったのか、失くしてしまった時に気づいたのがとてもやりきれない。

電話の取り方、仕事の段取り、お客様への説明の仕方などなど。もちろんそれぞれやり方が違うのが個性なのであり、それを尊重しながらお互いに認め合うのが良好な職場関係では大事なところなのだが。
それでも気になってしまうのが弟から見ている兄という存在なわけで。なんせ職場でも18年間、プライベートでいうなら45年も一緒に過ごしているのだから当然で、悪いところばかりが目立って仕方がない。しかし、よく知り合いから「兄弟やの全然性格違うな~!」とかおっしゃられるのだが、私からすると実はそっくりな気がする。本流ではないところからのものの見方や、群れの中にいるより一人でいることが好きだったり、実はしゃべることが苦手なところも同じな性格で、ただそれらを隠せるだけの器用さを持っているかどうかだけの違いの気がする。
そもそも私が税理士になったのも、既に受験を始めていた兄を見ていて「兄ちゃんの性格では、とてもじゃないけどなかなか合格しないやろうなぁ。じゃあオレが頑張って先に合格しておやじの税理士事務所を盛り上げてやろう!」と思って受験を開始したためだった。それで受験を始めると、結局私もなかなか合格できなくて、違う科目を受けている兄とお互い愚痴りながらの長い受験勉強時代となった。
何度目の税理士試験の後かは忘れたが、いつもの夏真っただ中の税理士試験が終わった次の日に、兄が「試験疲れをいやしに日帰り温泉に行かへん?」と誘ってくれて二人で榊原温泉に向かった。ドライブがてらの車内で何を話したかも覚えてないが、嬉しそうに「この榊原温泉は・・・」と嬉々として説明してくれていたのだけは覚えている。私や両親にはとても饒舌だった。
結局、税理士試験は同じ年に合格した。一緒に合格できたことが素直に嬉しかった。それからは同じ職場の同じ税理士として毎日一緒に働いた。私が自由に活発に動けたのも、結局人当たりのいい兄がいたおかげだった。誰もが「優しい兄ちゃんやん、感謝しなあかんで。」と言ってくれていた。プライベートではとても弟想いの兄だった。
その兄がこの秋に急に亡くなった。これから少なくとも30年ぐらいは長い付き合いになると当たり前のように思っていたので不思議で仕方がない。
そういえば、この夏のお盆に私の家族や兄や両親たちみんなで出かけたのが日帰りの榊原温泉だった。本当は兄の提案で別のところに行く予定だったのだがそこが大混雑だったために、その近くの榊原温泉に向かうことになった。温泉につかるとき、私の2歳の息子も一緒に湯船につかったのだが、兄がこわごわとそれでもとても大事そうに面倒を見てくれていた。床が温泉の成分でツルツルだったので滑って転びそうだったのだ。甥っ子想いの兄でもあった。それがとても嬉しかった。
考えてみると兄とはほとんど毎日顔を合わせていた。 なんせ兄は生まれてからずっと親元暮らし。私も結婚したりして親元を離れても、結局職場は同じわけだから、私が生まれてからの45年間のほとんどの日々を一緒に過ごしたことになる。やはりほとんど分身なのだ。 これだけ濃密な兄弟関係が珍しいという事に、まったく気づいていなかった。
あまりにそれが当たり前過ぎて、それがどれだけかけがえのないものだったのか、失くしてしまった時に気づいたのがとてもやりきれない。

Posted by すずとも at 09:34│Comments(0)
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