2018年12月25日
おめでとうございます!
先週の末ですが、青税の後輩の結婚式に出席してきました。
このS君。私が青税支部長の時に入会してもらい、それ以来いつも参加してくれてました。彼は非常にナイスガイなので、断ることを知りません。飲み会、研修会、青税の役員、TKC、ダイビング。なんでも喜んで参加してくれました。
特にダイビングではAOWの講習を一緒に受けました。この講習の中ではオクトパスブリージングという緊急時の対応を学びます。これは2人一組で潜っているときに、一人がタンクのエア切れを起こしたときに、もう一人のオクトパス(口にくわえている空気が吸えるやつのこと)を、交互に回して空気を確保しながら安全に浮上するというものです。
ようは、海中でおっさん同士が間接チューを繰り返し抱き合いながら水面まで浮上するのですが、この訓練を一緒にしたことでS君との絆が深まった気がします。おっさんずラブですかね。
この結婚式では僭越ながら乾杯のあいさつを頼まれました。あえてノープランで挑んだのですが、言いたいことが多すぎるのと言っちゃいけないことが多すぎて若干キレのない乾杯の挨拶となってしまいました、反省ですね。
とにかく、おめでとう!末永い幸せを祈ってます。また飲みに行きましょうね!
このS君。私が青税支部長の時に入会してもらい、それ以来いつも参加してくれてました。彼は非常にナイスガイなので、断ることを知りません。飲み会、研修会、青税の役員、TKC、ダイビング。なんでも喜んで参加してくれました。
特にダイビングではAOWの講習を一緒に受けました。この講習の中ではオクトパスブリージングという緊急時の対応を学びます。これは2人一組で潜っているときに、一人がタンクのエア切れを起こしたときに、もう一人のオクトパス(口にくわえている空気が吸えるやつのこと)を、交互に回して空気を確保しながら安全に浮上するというものです。
ようは、海中でおっさん同士が間接チューを繰り返し抱き合いながら水面まで浮上するのですが、この訓練を一緒にしたことでS君との絆が深まった気がします。おっさんずラブですかね。
この結婚式では僭越ながら乾杯のあいさつを頼まれました。あえてノープランで挑んだのですが、言いたいことが多すぎるのと言っちゃいけないことが多すぎて若干キレのない乾杯の挨拶となってしまいました、反省ですね。
とにかく、おめでとう!末永い幸せを祈ってます。また飲みに行きましょうね!

2018年12月17日
長崎は今日も・・・④最終回
長崎話も今回で最終話です。いろいろな方に支えてもらって今があるとあらためて思います。
もう年末も近いですね。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
(つづき)
泥酔の頭で「ここでボラれるのかも。」と思ったが、もうどうでもよかった。女の子たちを相手に水割りを煽り、さんざんお酒を飲まし馬鹿話をした。2セットぐらいでもう話すネタもなくなり、お勘定をしてもらおうと黒服を呼ぶと「お連れの方から頂いております」とのこと。これにはびっくりした。さらに「お連れの方がお待ちです」とその黒服に案内され細い路地を通り、もうどこだかわからないスナックに入ると、先ほどの常連さんがスナックのママを相手に飲んでいるところだった。
僕は2軒目の店のお代を何度も払おうとしたのだが、「よかけんよかけん、それより飲まんね」と決して相手にされなかった。そして「お前はまだ若い。まだこれからぞ」と何度も言われた。
そのスナックからどうやってホテルまで帰ってきたかは覚えていない。どうやらその店でも、もう飲めなくなるまで水割りを飲みながら今度はママを相手に同じ話を繰り返していたらしいことは、二日酔いの濁った頭でもところどころ思い出した。ここでも僕はお金を払わなかったらしい。せめて後日お礼を言いたくて名刺をもらったはずなのに、名刺入れにも財布にもどこにも見当たらなかった。それでも、またこの街に来ればいつか会えてお礼を言える気がした。
2年後、税理士に合格した。それからも何度も長崎に遊びに行った。それまでと違うのは友人と一緒だったり大切な人と一緒だったりすることが多くなったということ。何度かその時の常連さんと出会ったすし屋に行こうかと思ったのだが、結局一度も訪れたことはない。偶然にこの街の酒場のどこかで出会えた方が面白い気がするし、きっとそんな時が来ると思うからこれからも遊びにいくのだ。(おわり)

もう年末も近いですね。
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(つづき)
泥酔の頭で「ここでボラれるのかも。」と思ったが、もうどうでもよかった。女の子たちを相手に水割りを煽り、さんざんお酒を飲まし馬鹿話をした。2セットぐらいでもう話すネタもなくなり、お勘定をしてもらおうと黒服を呼ぶと「お連れの方から頂いております」とのこと。これにはびっくりした。さらに「お連れの方がお待ちです」とその黒服に案内され細い路地を通り、もうどこだかわからないスナックに入ると、先ほどの常連さんがスナックのママを相手に飲んでいるところだった。
僕は2軒目の店のお代を何度も払おうとしたのだが、「よかけんよかけん、それより飲まんね」と決して相手にされなかった。そして「お前はまだ若い。まだこれからぞ」と何度も言われた。
そのスナックからどうやってホテルまで帰ってきたかは覚えていない。どうやらその店でも、もう飲めなくなるまで水割りを飲みながら今度はママを相手に同じ話を繰り返していたらしいことは、二日酔いの濁った頭でもところどころ思い出した。ここでも僕はお金を払わなかったらしい。せめて後日お礼を言いたくて名刺をもらったはずなのに、名刺入れにも財布にもどこにも見当たらなかった。それでも、またこの街に来ればいつか会えてお礼を言える気がした。
2年後、税理士に合格した。それからも何度も長崎に遊びに行った。それまでと違うのは友人と一緒だったり大切な人と一緒だったりすることが多くなったということ。何度かその時の常連さんと出会ったすし屋に行こうかと思ったのだが、結局一度も訪れたことはない。偶然にこの街の酒場のどこかで出会えた方が面白い気がするし、きっとそんな時が来ると思うからこれからも遊びにいくのだ。(おわり)
2018年12月10日
長崎は今日も・・・③
暖かい日が続いたと思うと、急に寒くなりました。この時期は忘年会も続くので体調管理が重要ですね。もっとも年中飲み会は多いのですが・・・。
今回も長崎話は続きます。
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(つづき)
「今年はさすがに合格しているんじゃないかな。」と少し自信をもって待っていたのに、いつもの不合格通知が届いた12月、家族にも黙って向かったのも長崎だった。無性に自分のことが恥ずかしくなり、自分のことをだれも知らない街に行きたかった。
長崎行きの飛行機の中からビールを飲み続け、ホテルに到着した時は既にベロベロだったけど、すぐに夕暮れの街に繰り出した。冬のこの街は初めてだった。やはり初めて入ったすし屋ですぐに隣の常連とおぼしきおじさんと仲良くなった。
「お兄ちゃん、観光ね?」
「いや、観光じゃないです」
「じゃ、仕事ね?」
「いや、仕事じゃないです。」
「じゃ、何しに来たと?」
僕は既に酔っていたので、税理士試験に受験していること、今年も落ちたこと、今回は自信があったのに不合格だったこと、大学院の同期でまだ受験しているやつはもう僕一人だけだということ、親の会計事務所に肩身狭く勤めていること、お客さんからは先生の息子というだけで「先生、先生」と呼ばれるけど、そのたびに「税理士ではないですから先生と呼ばれると困ります」と謝らなければならないこと、など洗いざらい喋っていた。喋りながらどんどん涙があふれた。もう何本目かわからない熱燗はずいぶん前にぬるくなっていた。
だまって、僕の一方的な話を聞いてくれていた常連さんは「もうよかけん、もう1軒つきあわんね」と2軒目の店に連れて行ってくれた。そこはずいぶん若い女の子のいる店だったのだが「わしは、こがん賑やかな店は苦手ばい。もう1軒別の店にいっとるから、ゆっくり楽しんでからそこに来てくれんね」と僕を置いてさっさと店を出て行ってしまった。(つづく)
今回も長崎話は続きます。
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(つづき)
「今年はさすがに合格しているんじゃないかな。」と少し自信をもって待っていたのに、いつもの不合格通知が届いた12月、家族にも黙って向かったのも長崎だった。無性に自分のことが恥ずかしくなり、自分のことをだれも知らない街に行きたかった。
長崎行きの飛行機の中からビールを飲み続け、ホテルに到着した時は既にベロベロだったけど、すぐに夕暮れの街に繰り出した。冬のこの街は初めてだった。やはり初めて入ったすし屋ですぐに隣の常連とおぼしきおじさんと仲良くなった。
「お兄ちゃん、観光ね?」
「いや、観光じゃないです」
「じゃ、仕事ね?」
「いや、仕事じゃないです。」
「じゃ、何しに来たと?」
僕は既に酔っていたので、税理士試験に受験していること、今年も落ちたこと、今回は自信があったのに不合格だったこと、大学院の同期でまだ受験しているやつはもう僕一人だけだということ、親の会計事務所に肩身狭く勤めていること、お客さんからは先生の息子というだけで「先生、先生」と呼ばれるけど、そのたびに「税理士ではないですから先生と呼ばれると困ります」と謝らなければならないこと、など洗いざらい喋っていた。喋りながらどんどん涙があふれた。もう何本目かわからない熱燗はずいぶん前にぬるくなっていた。
だまって、僕の一方的な話を聞いてくれていた常連さんは「もうよかけん、もう1軒つきあわんね」と2軒目の店に連れて行ってくれた。そこはずいぶん若い女の子のいる店だったのだが「わしは、こがん賑やかな店は苦手ばい。もう1軒別の店にいっとるから、ゆっくり楽しんでからそこに来てくれんね」と僕を置いてさっさと店を出て行ってしまった。(つづく)
2018年12月03日
長崎は今日も・・・②
今回も長崎話が続きます。
先日、兄貴のように慕っている先輩から「長崎に行ってきた~!飯もうまい!人情も厚い!サイコー!」と連絡を頂きました。この街を褒めてもらうと、自分のことのようにうれしいです。
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(つづき)
そんな気分転換のため8月のお盆明けに向かったのが長崎で、人生初の一人旅だった。はじめはとても心細く、どこで夕食をとったら一人でも寂しくないのさえわからなかった。たまたま入った路地裏の店は小さなカウンターと小上りが2席ぐらいの小料理屋。大将と寡黙そうな常連さんの一人がカウンターの隅っこで水割りセットで軽くアテの二つぐらいをつまんでいるところだった。店に入ってとりあえずビールとおつまみ1品を注文すると、そっれきりこちらも黙ってしまう。
手持無沙汰でいると店内のテレビでは阪神巨人戦をやっており、ちょうど下柳が高橋由伸にタイムリーを打たれたところだった。
「そろそろ替えたらんね~」と常連さんが声を出したとき、阪神ファンの僕も思わず
「やっぱ、ピッチャー交代ですかね」とつぶやいてしまった。
「お兄ちゃん、阪神ファンと?下柳はそこの瓊浦高校ばい」と常連さんがそこらしき方向を指さして教えてくれた。
大将もすかさず会話に加わってきて「まだ、いけっとばい!」
こうして少しずつ店の人や常連さんと仲良くなる方法を教わった。散々飲んで2軒目の店をこの常連さんに連れて行ってもらい、3軒目の店には「今日はもう休みばい!」と店を早めに切り上げた大将もやってきて遅くまで飲むことになった。
こうなると税理士試験明けには「例年通り」長崎に遊びに行きたくなる。何回もこの街に来ていると、少しずつ一人旅のコツのようなものをつかんできた。
あるとき初めて行ったスナックで店の女の子から「明日、矢上でお祭りがあるけんが、常連さんが見に来い見に来い言うてうるさかよ。暇やったら一緒にいかんと?」と誘われた。試験明けの疲れをいやすためだけに来ているので、そのころにはもう観光さえも行かず単に飲み歩いているだけなので昼間は何の予定もなかった。
結局、矢上がどこにあるのかさえ知らなかったが、翌日の午後その子の運転する軽自動車でお祭りに行き、その常連さんがよさこいソーランを踊るのを一緒に見た。その知らないおじさんに女の子と一緒に手を振ると、嬉しそうにひとしきり激しく踊ってくれた。
長崎まで戻ってくるとそのまま人生初の「同伴」をすることになった。安物の焼酎のボトルもスナックに初めて置いてみた。もちろん田舎のスナックなので同伴料を取られるわけでもなく、単に出勤前の夕食をその子の家の近所の定食屋で一緒に食べただけなのだが、今まで知らなかったオトナの世界に少し足を踏み入れた気がしてドキドキした。
知らない世界を体験することが旅の醍醐味だとするなら、この小さな街は私にとって旅そのものだった気がする。(つづく)

先日、兄貴のように慕っている先輩から「長崎に行ってきた~!飯もうまい!人情も厚い!サイコー!」と連絡を頂きました。この街を褒めてもらうと、自分のことのようにうれしいです。
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(つづき)
そんな気分転換のため8月のお盆明けに向かったのが長崎で、人生初の一人旅だった。はじめはとても心細く、どこで夕食をとったら一人でも寂しくないのさえわからなかった。たまたま入った路地裏の店は小さなカウンターと小上りが2席ぐらいの小料理屋。大将と寡黙そうな常連さんの一人がカウンターの隅っこで水割りセットで軽くアテの二つぐらいをつまんでいるところだった。店に入ってとりあえずビールとおつまみ1品を注文すると、そっれきりこちらも黙ってしまう。
手持無沙汰でいると店内のテレビでは阪神巨人戦をやっており、ちょうど下柳が高橋由伸にタイムリーを打たれたところだった。
「そろそろ替えたらんね~」と常連さんが声を出したとき、阪神ファンの僕も思わず
「やっぱ、ピッチャー交代ですかね」とつぶやいてしまった。
「お兄ちゃん、阪神ファンと?下柳はそこの瓊浦高校ばい」と常連さんがそこらしき方向を指さして教えてくれた。
大将もすかさず会話に加わってきて「まだ、いけっとばい!」
こうして少しずつ店の人や常連さんと仲良くなる方法を教わった。散々飲んで2軒目の店をこの常連さんに連れて行ってもらい、3軒目の店には「今日はもう休みばい!」と店を早めに切り上げた大将もやってきて遅くまで飲むことになった。
こうなると税理士試験明けには「例年通り」長崎に遊びに行きたくなる。何回もこの街に来ていると、少しずつ一人旅のコツのようなものをつかんできた。
あるとき初めて行ったスナックで店の女の子から「明日、矢上でお祭りがあるけんが、常連さんが見に来い見に来い言うてうるさかよ。暇やったら一緒にいかんと?」と誘われた。試験明けの疲れをいやすためだけに来ているので、そのころにはもう観光さえも行かず単に飲み歩いているだけなので昼間は何の予定もなかった。
結局、矢上がどこにあるのかさえ知らなかったが、翌日の午後その子の運転する軽自動車でお祭りに行き、その常連さんがよさこいソーランを踊るのを一緒に見た。その知らないおじさんに女の子と一緒に手を振ると、嬉しそうにひとしきり激しく踊ってくれた。
長崎まで戻ってくるとそのまま人生初の「同伴」をすることになった。安物の焼酎のボトルもスナックに初めて置いてみた。もちろん田舎のスナックなので同伴料を取られるわけでもなく、単に出勤前の夕食をその子の家の近所の定食屋で一緒に食べただけなのだが、今まで知らなかったオトナの世界に少し足を踏み入れた気がしてドキドキした。
知らない世界を体験することが旅の醍醐味だとするなら、この小さな街は私にとって旅そのものだった気がする。(つづく)