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Posted by 滋賀咲くブログ at

2014年04月21日

メガデスはグローバル化を・・・

 高校時代は、メタリカよりメガデスのほうが好きだった。当時は、ヘビーメタルのバンドの中でもやたら演奏のスピードの速く過激な「スラッシュメタル」と呼ばれるジャンルの歌に人気があった。メタリカ、アンスラックス、スレイヤーと言った代表的なバンドとともに人気があったのがメガデスだ。
 他のスラッシュメタルバンドと違って、速いだけの歌ではなく歌心があったり、基本のロックンロールを感じさせてくれるところが好きだった。グラミー賞にも何度もノミネートされており、ある時ロックギター小僧のバイブル誌である「ギターマガジン」を読んでいると、このバンドのリードギタリストのマーティー・フリードマン氏のインタビュー記事の中で「日本のエンカの“コブシ”ってグレイトだね!」と話しているのを見てますます好きになった。

 その後、マーティー・フリードマン氏はいつの間にかメガデスを脱退し日本に移住。ギタリストとしてのキャリアを日本で続け2008年の紅白歌合戦では石川さゆりさんが「天城越え」を歌う際にバックを務めることになった。除夜の鐘を目前の大晦日の夜に、演歌史上もっとも有名なあのツインリードの間奏部分を、元世界的スラッシュメタルバンドのリードギタリストが弾くのを見ていて、不思議な気持ちになるとともにグローバルな時代になったものだなと、つくづく感じたのだった。

  


2014年03月17日

空耳な歌② ジューダスプリースト

 先週、空耳な歌でGipsy Kingsの「Bem Bem Maria」のことを書いたが、あのアルバムには他にも空耳な歌がたくさんある。♪医者も手が空いちゃたまんねぇな~♪というのもそのひとつ。「Djobi Djoba」という曲の冒頭からの空耳なので興味のある人は検索して頂戴。

 当然、空耳な歌の宝庫としてはヘビーメタルの楽曲が欠かせない。激しいバスドラのリズムにヘビーなギターのサウンド。そして吠えるよう、時としてシャウトするボーカル。そんな歌の中で空耳が混じるのだから、ばかばかしさも半端でない。メタル愛好家たちもそんな空耳が大好きなのだ。
 ヘビーメタルのバンドの中でもメタリカやアイアンメイデンと並んで空耳の宝庫なのがジューダスプリーストだろう。メタル愛好家たちにはメタルゴッドと呼ばれている彼ら名のだが、なぜか一般人にはあまり知られていない不思議なバンドである。たしかにルックスがタコ入道にしか見えないボーカルのロブが高音で歌い上げるさまは、そないにかっこいいものではないかもしれないが…。

 このバンドにはまったきっかけは意外に遅く大学時代に、劇団新感線の芝居を見に行くようになってからだ。古田新太、羽野晶紀、筧利夫(そのころにはもう「第三舞台」の人という感じだったが)らの人気俳優を輩出するこの劇団は当時大ブレイク中で、なにが他の劇団と違うかというと劇中に派手なメタルの歌がかかりめちゃめちゃかっこよかったのだ。そしてほとんどの曲はジューダスプリーストだった。
 
 この劇団の芝居を見に行くときは芝居仲間だけでなく、メタル仲間たちとも連れだって見に行くこともできたのが懐かしい。

で、ジューダスのもっとも有名な空耳はアルバム「背信の門」の中のSinnerという歌。タモリ倶楽部の空耳アワーの中で一番好きかもしれない。
  


2014年02月17日

HEART「HEART」

帰国子女の友人が出来たのは高校1年のことだった。

僕の通っていた高校は私学だったので入学試験においても帰国子女枠というのがあり、20人近くはいたのだろうか。
帰国子女の人たちはは英語もペラペラできるバイリンガルで、服装も考え方もちょっと我々とは異なりあか抜けた人たちだろうなと、勝手に想像していた。

Y君は、そんな僕の勝手なイメージを完全に裏切っていた。

商社に勤めているお父さんの関係でN.Y.に数年間暮らしていたという彼は、温厚でとてもいい奴だった。英語も流暢ではなくて、ほかの友人から「こいつ、ニューヨーク帰りやで。」と紹介されなければ、まず帰国子女とは気づかないそんな奴だった。

あるとき、登校のための列車で一緒になった時、CDのイヤホンをぶら下げている僕に誰の歌を聞いているのか聞かれた。僕は、どうせ知らないだろうと思ってHEARTというバンドやと答えた。

すると、彼は目を輝かせて「アン・ウィルソンの声いいよね。昔、よくMTVで見てたわ。」とさらっと答えた。
その瞬間だけ、彼がとてつもなくかっこよく見えた。

高校時代は純粋な帰宅部だったY君は大学に入ってから射撃部に入り、高校時代の友人たちから「スナイパーY」とあだ名をつけられた。




  


2014年02月10日

Mr.BIG「Lean into it」

高校1年生の時の約半年間、僕はこのアルバムで起床した。

CDデッキにこのアルバムを放り込み、毎朝6時15分に音楽が鳴るようににセットしていたのだ。
早起きはつらい人間だったので、せめて好きな音楽で起きることができたら朝からテンションがあがって元気におきられるかと思ったのである。

当時、ミスタービッグのこのCDは大のお気に入り。ギターをかじりかけた僕はポールギルバートの超絶ギタープレイにあこがれて、コピーしようと練習したものだ。
中でも3曲目のGreen-Tinted Sixties Mindは冒頭からトリッキーなタッピングで始まり、この頃のギター小僧たちの間で練習しなかった奴はまずいない。

けれど、大好きな音楽でも毎日鳴らしていると好きでなくなるものである。そもそも、目覚ましのためという究極の目的のために使用し続けると、嫌いにさえなってくる。
半年後にはGreen-Tinted ‐の冒頭のタッピングが始まった瞬間に、CDデッキをストップさせる始末。

大好きなものを、嫌いなことを克服するために使ってはいけないと学習させられた思い出深い一枚だ。

  


2014年01月27日

さだまさし「親父の一番長い日」

 中学生にもなると、授業中に先生の話を聞くやつは誰もいなくなる。勉強がわからないとかそういう理由ではなく、なんとなくそんな年頃なのだろう。
 机の上に不自然に教科書を立てて目隠しにした上で、少年ジャンプを読むやつや宮沢りえのサンタフェを眺めてるやつがいるのは当たり前で、中には早弁を授業中に食べるやつもいたし、隣りの友人と将棋をさしてるやつもいた。先生も薄々は気づいているのであるが、男子校のおおらかさであまり気にせずに授業は進められていた。もちろんおっかない先生の時には誰もそんなことはしないのだが、新任の女の先生の時なんか、やりたい放題だった気がする。

 僕のお気に入りの授業時間の過ごし方は、ウォークマンを学ランの胸の内ポケットにいれて袖口からイヤホンを出し、頬杖を付く姿勢で音楽を聴くというもの。これが一番ばれない授業中の音楽の聴き方で。結構みんなもこの方法でやっていた。
 その日も、英語の授業中にいつものように音楽を聴いていた僕は、運悪く教室内を巡回しながら授業を進めていた先生に見つかってしまった。その女の先生は虫の居所が悪いとウォークマンを没収してしまうことで有名だった。「こら、何してるんや!没収や!」先生は僕のウォークマンを取り上げてしまったのだが、ふと最近の中学生がどんな音楽を聴いているのか知りたくなったのか、そのイヤホンに耳をあてたのだ。そこから流れてきた音楽は、今僕の聞いていたさだまさしの「親父の一番長い日」だ。予想外の音楽に怒り心頭だった先生もあっけにとられたのだと思う。そのままになも言わずに、僕のウォークマンを返してくれた。

1曲だけで12分にも及ぶこの歌は、そんな思い出のある歌だ。


  


2014年01月14日

あの時、この歌、このアルバム・・・さだまさし「夢の吹く頃」・・・

 初めてCDを買ったのは中学校2年生の時だったか。

 小学校高学年ぐらいから色気付き、小遣いをはたいてレコードを買ったりする子たちと比べると、音楽への目覚めは遅かった。子供にとって音楽を聴くというのは「大人への一歩」であり、ファッションへの興味もその一つだと思うが、そのいずれも僕は興味はなかった。いわゆるオタクな趣味を持っていたし、みうらじゅん氏の言う「DT力」の高い子供だったのだ。
 ただ人並みに音楽でも聞かないことにはカッコがつかないという気持ちだけはあったので、父親が当時まだ新しかったCDプレーヤーをもらっきて家に据え付けたときに、「一度、レコード屋に行ってみよっか」と思ったのだ。それが中2の時。
 
 甲西中央の平和堂の2階か3階にあったレコード屋に行ったのだが、本気では音楽に興味はないのでどのCDを買ったらいいかわからない。ドラマとかも見なかったので、いまさらタイアップの主題歌なんかも恥ずかしくて買うことができないのだ。

 そんな時に目に飛び込んできたのが「さだまさし」という文字。

 この人は知っている。昔、母親が「フォーク大全」的なカセット集を友人から借りてきて、それをまとめてダビングさせられた時にこの人の歌がたくさんあったのを覚えていた。しかし、さすがに僕も「フォークって、むっちゃ古臭い音楽でカッコ悪いやん。」というぐらいの認識はあったので。さだまさしのCDうを買うことに多少の躊躇はあった。

 けど、結局は購入。理由は他に知っている人がいなかったから。そんなもんである。

 この「夢の吹く頃」というアルバムはとても良かった。5曲目のアルバムタイトル曲「夢の吹く頃」は当時の年末時代劇「五稜郭」の主題歌になった歌でサビの泣きの上昇ラインが胸に響く。4曲目の「理・不・尽」は、20年後になぜか友人の結婚式で僕が弾き語りをする歌になった。どんな逆境にあっても負けてたまるか!という内容に受験時代のぼくも励まされた。またアルバムラスト曲の「天狼星に(シリウスに) 」は珠玉のバラード。ギター1本でここまで聞かせるのは、まっさんの面目躍如たる歌。

 今でも、時々聞いているこのCDは一番付き合いの長いアルバムだが、まさか、今の自分の前髪の毛髪量がこのCDジャケットのまっさんなみになるとは、思っても見なかった。