2013年07月08日

僕とギターの物語 フェンダー社製テレキャスター①

 しかし、よく勉強しなければならない。

 税理士になるまでの話ではない。税理士になってからの話である。

 税法は毎年改正されるし、新規のジャンルの方からご相談があったら、それらの会計や仕組みについての勉強もしなければならない。それに、税理士というのは税金の計算をするのが本業ということになっているのだが、今や日本の中小企業の7割以上が赤字で困ってらっしゃるわけで、「先生、なんか節税の方法はない?」というご相談よりも「先生、なんか儲かる方法ないやろか?」というご相談のほうが圧倒的に多いのだ。

 当然、お客さんからのご相談は試験勉強で覚えた税に関する知識や技術だけではまったく答えられない。だから税理士になってからのほうが、勉強することが圧倒的に多い。税に関する勉強だけでなく、法律、会計、経営管理、マーケティング、人材育成など経営に関することを中心に様々なジャンルを勉強しなければならない。「勉強しすぎで仕事をする時間が足りないぐらいである」、というのはオーバーな表現かもしれないが、それぐらい努力をしなければお客さんの成功をアシストできないと思っている。

 そんな僕にとって刺激になるのが、同世代の税理士の仲間。みんな良く勉強し、よく仕事をしているので負けてられないなと思う。そして彼らは遊びについても貪欲だ。

 意外かもしれないが、税理士で音楽を趣味にしている人は結構多いのだ。数年前には滋賀県内の税理士だけがメンバーのバンド「ゼートルズ」に参加させてもらった。もともとは先輩税理士達がビートルズのコピバンをするために「ゼートルズ」という名前で活動していたらしいのだが、僕としては「レッド・ゼイペリン」とかのほうが好みかもしれない。

 その「ゼートルズ」に参加するために買ったギターがこのフェンダーUSA社製のテレキャスター。シングルコイルピックアップは繊細な音だけでなく、気持ちのいいクランチの音から中域の図太いしっかり歪んだ音までほんとにオールマイティー。しかもボディーが軽くて肩がこらなく長時間持っていても苦にならない。体力低下に悩まされる中年にも最適な逸品だ。

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Posted by すずとも at 08:49│Comments(0)僕とギターの物語
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